アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーは、同クラブ所属のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンに対して不正な接触を行ったとして、国際サッカー連盟(FIFA)にバルセロナを訴えることを決めたという。スペイン紙『マルカ』などが19日付で伝えた。
アトレティコのエースとして活躍を続けるグリーズマンに対しては、多くのビッグクラブが獲得への関心を抱いていると噂される。バルサは特にグリーズマンの獲得を強く望んでいると言われるクラブのひとつだ。
先日には、バルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長がグリーズマンの家族に会い、来年夏の1億ユーロ(約133億円)での移籍に向けた話をしたとも報じられた。バルサ幹部のギジェルモ・アモール氏はこの報道に対し、「私は知らないが、会談が行われた可能性はある」とコメントしていた。
グリーズマンは今年6月にアトレティコとの契約を延長し、現在の契約は2022年まで残している。他クラブとの契約下にある選手との接触は不正行為にあたるとして、アトレティコはFIFAにバルサを訴えることを決めたとみられている。
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