アーセナルのオリビエ・ジルー【写真:Getty Images】
アーセナルに所属するフランス代表FWオリビエ・ジルーの代理人は、1月に適切なオファーが届けば同選手の放出を認めるようクラブを説得したいという考えを述べた。フランス『フットメルカート』で話している。
2012年にアーセナルに加入し、プレミアリーグでは5シーズン連続の二桁ゴールを記録してきたジルーだが、今季は同じフランス代表のFWアレクサンドル・ラカゼットの加入も影響して出場機会が激減。ここまでリーグ戦での先発出場はわずか1回で、ほとんどの試合が交代出場となっている。
シーズン後半も状況に変化がなければ、来夏のロシア・ワールドカップへの出場に影響する可能性もあるかもしれない。アーセン・ヴェンゲル監督は冬の移籍市場でのメンバー放出を望まない姿勢を見せているが、代理人のミシェル・マヌエロ氏は適切なオファーがあれば応じたいという考えを示した。
「アプローチはあるだろう。ストライカーを探しているチームなら彼を求めてくるはずだ」とマヌエロ氏。「慎重にならなければいけないが、何か明確な話が出てきたとすれば、アーセンを説得するよう試みるつもりだ」
今年の夏にはマルセイユからの関心も噂されていたが、移籍先が母国フランスになることはないと代理人は主張している。「オリビエがフランスへ戻ることはない。心変わりすれば別だが、現時点ではフランスには戻らないというのが彼の意志だ」とマヌエロ氏は語った。
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