インテルの長友佑都【写真:Getty Images】
元インテル主将のジュゼッペ・ベルゴミ氏は、DF長友佑都は「過小評価されている」として、インテルの先発への復帰を後押ししている。イタリア『スカイ』で語った。
長友は今季インテルのセリエA序盤戦では定位置を確保し、第7節から第12節までは6試合連続で先発出場。だがその後はダビデ・サントンが左サイドバックの先発に起用され、長友は5試合連続で出場なしに終わっている。
しかし、現地時間16日に行われた第17節ウディネーゼ戦ではサントンが絡んでの失点もあり、インテルは1-3で今季初黒星を喫した。次節は再び長友が先発に復帰するのではないかとも予想されている。
インテルの伝説的キャプテンであるベルゴミ氏は、「長友の重要性は過小評価されている。試合のやり方がサントンとは違う」と主張。「サントンは良い試合をしたこともあったが、攻め上がるタイミングは間違っているし、消極的に仕事をこなすだけだ」と元イタリア代表SBを批判している。
それに対し、「長友は別のエネルギーを与えてくれる。(イバン・)ペリシッチももっと別の形で自分のプレーを表現できるようになる」とベルゴミ氏は、チームメートの力を引き出す上でも長友のプレーが優れていると評した。
インテルの次の試合は現地時間23日に行われる第18節、アウェイでのサッスオーロ戦。長友はリーグ戦6試合ぶりにスタメンに名を連ねることができるだろうか。
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