バルセロナのウスマン・デンベレ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレはレアル・マドリー戦での復帰プランはなくなったようだ。
バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督はデンベレについて「今後数週間で彼のコンディションは良くなってくるだろう」としながらも「我々は彼が1月に再びプレー出来る事を望んでいる」と語りマドリーとの大一番“クラシコ”欠場を発表した。
デンベレは今年の夏の移籍市場でボルシア・ドルトムントからバルセロナに加入した。移籍金にボーナスを加えた総額は最大で1億4500万ユーロ(約192億円)に達しこれまでの記録を大幅に更新するクラブ史上最高額の補強であった。
現地時間9月16日に行われたリーガエスパニョーラ第4節ヘタフェとの試合でデンベレは左太ももを負傷し19日にフィンランドのヘルシンキで手術を受けた。11月初めスペイン紙『マルカ』はデンベレのリハビリが順調に進んでおり年明け前にも復帰する事もあり得ると報じていた。デンベレ自身も11月終わりに仏メディア『CANAL+』で「2週間後に再び復帰する」と古巣のレンヌ関係者と話す様子が報じられていた。
しかしリーグ戦で首位を走るバルセロナはマドリーを11ポイント差離している事もありデンベレを起用するというリスクを冒す必要はないと判断したのだろう。なお試合は現地時間12月23日にマドリーのホームで開催される。
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