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プレミア18節で17勝1分、「凄ぇっ!」と表現するしかないマンC。圧巻の充実ぶり【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

イングランド・プレミアリーグ第18節を終えて首位を独走するマンチェスター・シティ。ペップ・グアルディオラ監督率いるチームは、現在リーグ戦で17勝1分と恐るべき戦績で勝ち星を積み重ねている。この時点で2位に勝ち点差11をつけている圧巻の快進撃で、そう簡単には追いつけそうもない状況になってきた。(文:粕谷秀樹)

シリーズ:粕谷秀樹のプレミア一刀両断 text by 粕谷秀樹 photo by Getty Images

今後さらに差を拡げそうなほどのパフォーマンス

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】

 18節を終えて17勝1分。マンチェスター・シティが首位を快走している。2位につけるマンチェスター・ユナイテッドも13勝2分3敗と、決して悪くない成績だが、ポイント差はすでに11だ。

 そう簡単に追いつけるとは思えない。いや、シティがさらに差を拡げ、イングランドに春が訪れる前に優勝パレードの行程を検討しても不思議ではないほど、彼らのパフォーマンスは充実している。

 今シーズン、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、パブロ・サバレタをウェストハム・ユナイテッドへ、アレクサンダル・コラロフをASローマに、ガエル・クリシーをイスタンブール・バシャクシェヒルに放出し、バカリ・サニャ(現フリー)とは契約を更新しなかった。

 代わってトッテナム・ホットスパーからカイル・ウォーカー、ASモナコからバンジャマン・メンディ、レアル・マドリーからダニーロを獲得。サイドバックの一新を図ったのである。

 サバレタをはじめとするベテラン勢をリスペクトするものの、すでに選手として完成しており、グアルディオラが求める新たなサイドバック像とはほど遠い。

 単に守るだけではなく、タッチライン際を頻繁に上下動するだけでもなく、マイボールになったときは中盤インサイドに進入し、ビルドアップにも関与することが、グアルディオラがサイドバックに求める基本的タスクだ。

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