ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:田中伸弥】
日本サッカー協会(JFA)は18日に都内で会見を開き、日本代表の2018年の年間スケジュールを発表した。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はW杯を「地球規模のイベント。最も美しく、最も大きく、同時に最も危険な大会」と評する。そして「W杯の要求は高い。この代表にとって必要なピースを全て集めたいと思っている」と述べた。
来年3月の強化試合に向けて「35人くらいのラージリストを作りたい。そして、3月の試合に挑んだら30人くらいになると思う。そこから23人のリストが生まれる流れになる」とメンバー選考の展望を述べ、「国内の選手も海外の選手もしっかり追跡していきたい」と続けた。
「初戦が決定的な試合」と言う指揮官は「そこにフォーカスして準備を行いたい。W杯には勇敢に挑まないといけない」と強い意志を持って臨むことの重要性を説いた。
また、EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会で韓国代表に1-4と逆転負けを喫したが、指揮官は「試合の後、私はあまり眠れなかった」という。
「自宅に帰りリビングに入ったが、試合のことをずっと考えていて眠ることができなかった。私は指導者になってから4失点してこんなに点差をつけられてホームで負けたことが今までなかった」
試合に敗れたことはもちろん、「ホームで相手にああいう形で攻撃されて、それに対する反撃があまりなかったというところ」が残念だったようだ。
本大会まで約半年。ハリルホジッチ監督は「アグレッシブに戦い、チームのために一生懸命頑張るチームを作る」と明言。そして「W杯終了後、日本国民全員がこのチームに対して誇りを感じられるような戦いを見せたい」と意気込みを口にした。
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