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加入合意報じられる井手口陽介にリーズOBが注文。「守備か攻撃のスペシャリストに」

text by 編集部 photo by Getty Images

井手口陽介
日本代表の井手口陽介【写真:Getty Images】

 ガンバ大阪に所属する日本代表MF井手口陽介は、1月にイングランド・チャンピオンシップ(2部)のリーズ・ユナイテッドへ移籍することが合意に達したとも報じられている。リーズの元選手であるデイビッド・プラットン氏は地元紙『ヨークシャー・イブニング・ポスト』のコラムで、井手口への期待を述べている。

 英国での報道によれば、井手口は移籍金50万ポンド(約7500万円)で1月にリーズへ移籍することが合意に達したという。だが、代表チームでのキャリアが浅い井手口が英国の労働許可証を取得できる可能性は低く、少なくとも来夏までの半年は他国のクラブにレンタルされることが見込まれている。

 プラットン氏は、リーズの冬の補強の見通しを論じる中で、「1月には日本代表MFの井手口陽介も加えることになる」と言及。井手口について詳しくは知らない様子だが、「国際舞台でプレーしているのであればある程度の水準にはあると考えるべきだろう」と予想している。

 リーズの中盤には同じようなタイプの選手が大勢いるとして、井手口がその中でポジションを争うためには、守備あるいは攻撃のどちらかのスペシャリストになることが求められるとプラットン氏は主張している。

「創造性を加えるか、フィジカルで勝負できるなら、それこそがリーズの必要としているものだ。守備面で優れたオーガナイザーになれる選手、あるいは相手を苦しめられるような多彩なパスを持った選手がリーズには欲しい。彼がそのどちらかだとすれば素晴らしいことだ」

 かつてプレミアリーグの強豪クラブとして知られたリーズだが、2004年以来トップリーグから遠ざかっている。今季は現時点で2部の7位につけており、昇格プレーオフに出場できる6位とはわずか1ポイント差。井手口がリーズでプレーするのは早くとも来季以降となりそうだが、その舞台がプレミアリーグとなる可能性もあるかもしれない。

【了】

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