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レアル、史上初のクラブW杯連覇。千両役者C・ロナウドのFK弾が決勝点に

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアーノ・ロナウド
FKを突き刺したクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

【グレミオ 0-1 レアル・マドリー クラブW杯決勝】

 現地時間16日にクラブW杯決勝が行われ、レアル・マドリーがグレミオに1-0で勝利した。レアル・マドリーは史上初のクラブW杯連覇を達成。通算3度目の優勝となり、バルセロナと並んで最多タイとなっている。

 史上初の2連覇が懸かるレアル・マドリーは、負傷で準決勝を欠場したセルヒオ・ラモスも先発入りして世界一を目指す。序盤から主導権を握り、チャンスをつくっていった。

 一方のグレミオは、守る時間が長くなる前半戦。ただ、これは想定の範囲内で、鋭い守備がレアル・マドリーの攻撃を止めていった。レアル・マドリーに前半9本のシュートを打たせたが、間一髪のところでふんばり、決定的な場面はほとんどつくらせていない。

 0-0で折り返した後半。均衡を破ったのはエースだった。53分、C・ロナウドがFKを直接狙うと、割れた壁の間を抜けてゴール左隅へ。このボールにGKは届かず、レアル・マドリーが先制した。

 リードして勢いが出たのはレアル・マドリー。鮮やかなパスワークが見られるようになり、58分にはベンゼマの落としから再びC・ロナウドがボレーで決めた。だが、こちらはオフサイドの判定で得点は認められない。

 それでも主導権を渡さないレアル・マドリーは、最後まで集中を切らさず、1-0で逃げ切りに成功。史上初のクラブW杯連覇を達成した。

【得点者】
53分 0-1 C・ロナウド(レアル・マドリー)

【了】

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