トッテナムに所属するベルギー代表MFムサ・デンベレは母国でホテルの建設を進めているが、その予定地から総額1億7200万円相当の“財宝”が発見されたと報じられている。英紙『ミラー』などが伝えた。

　ベルギーメディアが報じたとして英国など各国メディアが伝えたところによれば、デンベレは自身の故郷であるベルギーのアントワープでホテルをオープンすることを予定。その予定地に立つ築700年の建物を改築するため、考古学者に調査を依頼したという。

　その結果として、18世紀の磁器や陶器、ガラス器などの貴重品が発見されたとのこと。その価値総額は130万ユーロ（約1億7200万円）だと試算されている。

「地下室の閉じられたエリアで発見されました。建設プランには合わない場所でしたので、全くの偶然でした。なぜ、どのようにしてそこに置かれたのかは不明ですが、おそらく（以前の）所有者が処分しようとしたものだったのでしょう。過去には高級な酒場あるいはホテルだった建物のようです」と調査を担当した考古学者の一人はコメントしている。

　発見された“財宝”の一部は建設予定のホテルに展示され、残りは地元の博物館に寄贈されることが計画されているという。

【了】