韓国代表のチョン・ウヨン【写真:Getty Images】
【日本 1-4 韓国 EAFF E-1サッカー選手権2017】
E-1サッカー選手権2017の試合が16日に行われ、日本代表と韓国代表が味の素スタジアムで対戦。韓国代表が4-1の勝利を収めた。
開始3分でFW小林悠がPKを決めて先制した日本だが、13分には韓国が同点。さらにその10分後、MFチョン・ウヨンがFKから見事なシュートを突き刺して韓国が試合をひっくり返した。韓国はさらに2点を加え、3点差での完勝で試合を終えた。
Jリーグの京都サンガFC、ジュビロ磐田、ヴィッセル神戸でもプレーした経験のあるチョン・ウヨンは、FKでの得点について「Jリーグ時代も1回か2回ありましたし、中国リーグでも2回くらいありました。嬉しいゴールでした。1-1から2-1にするゴールでしたので、大事なゴールだったんじゃないかと思います」と試合後にコメントしている。
「最初の5分は気をつけようと、みんな集中していたんですけど、中国戦と同じ形になってしまった」と立ち上がりの失点については反省。だが「逆に日本が点を取って下がっているかなという気がしたので、負ける気はしませんでした」と話しており、失点後は戦いやすさを感じていたようだ。
この勝利により、韓国は今大会の優勝のタイトルも獲得した。「ワールドカップに向けて最後の準備だと思っていましたし、絶対優勝しようと思っていました」とチョン・ウヨンは喜びをあらわにしていた。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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