今野泰幸【写真:Getty Images】
日本代表は14日、EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会・韓国代表戦に向けて練習を行った。
今野泰幸は韓国との最終戦に向けて「最初から飛ばして90分間戦わないと。勝てない試合なんで、最初のホイッスルから飛ばしていきたい」と意気込んだ。
「2位だったら何も残んないですからね。少しは歴史に名を刻めると思うから、とにかく結果にこだわって、どんな内容だろうと気持ちで負けないようにガムシャラに戦いたいですね」
アンカーでも質の高いプレーを見せている今野。ダブルボランチの一角とは「全然違いますね」とし、この位置での役割についてこう話す。
「あのポジションを空けたら誰もいなくなってしまうんで、ポジショニングが重要。自分は本能的に動いてしまうんであそこを空けてしまうことが多いんですけど、本能的にやらないようにプレーした」
今大会のメンバーでは群を抜くキャップ数を持つ今野だが、代表監督が代わっても求められることを体現してきた。
「自分はいろいろ経験してきているので、いろんな要求があったし、その中で自分の特徴を出していかないと生き残れないんで。それはもうわかっていること。それができないんだったら外れてくだけ」
キャリアで培ってきたものを、韓国戦の舞台でも発揮したいところだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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