ネイマールとアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、元チームメートであるパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールがレアル・マドリーへ移籍してほしくはないという正直な思いを語った。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。
バルサで主力選手の一人として活躍していたネイマールは、今年夏の移籍市場でPSGに引き抜かれた。だが、今後PSGからバルサの宿敵マドリーへと移籍する可能性があるという噂も浮上している。
イニエスタはこの噂について、「そうなるのかどうかは分からない。どんなことも起こる可能性はある。あり得ないような状況も見てきた」とコメント。「実際には起こっていない仮定の話だ」としながらも、もし実現したとすれば「良い気分ではないだろうね。彼は決定的な選手だし、ライバルが強化されることになるわけだからね」と語った。
また、マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドが史上最高の選手であるかどうかという議論については、「誰でも自由に言いたいことを言える。彼は5回バロンドールを受賞して、最高の選手の一人であることは間違いない。あとは好み次第だ。僕が選ぶのはもちろん、チームメートのレオ(リオネル・メッシ)だけどね」と答えている。
一方で、自身がスペインの歴史上最高の選手だと言えるかどうかについては、「何も宣言するつもりはない」とイニエスタ。「色々な意見があるはずだ。僕が最高なのかどうかは分からないけど、自分のやってきたことを誇らしくは思っている」と語った。
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