レアル・マドリーのマルセロ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは現地時間13日に、FIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)での初戦となる準決勝のアル・ジャジーラ戦に臨む。試合前日の会見に臨んだDFマルセロのコメントをスペイン紙『アス』などが伝えた。
この大会では、マドリーの選手たちがレッドカードに十分注意しなければならないことも話題となっている。クラブW杯の最後の試合となる決勝または3位決定戦で退場となった選手がいた場合、出場停止処分は当該クラブの次の公式戦で適用されるというレギュレーションのためだ。
クラブW杯を終えたマドリーが次に戦う公式戦は、リーガエスパニョーラ第17節のバルセロナ戦。クラブ世界王者のタイトル獲得を目指しつつ、“エル・クラシコ”での出場停止を避けることも意識する必要があるかもしれない。
マルセロはこのレギュレーションについて納得はしていない様子。「そういう状況になった場合、処分がリーガで適用されるのは正しいことだとは思えない」とコメントしている。
それでも、「僕らは同じように戦うつもりだ。この大会で戦えるのは、チャンピオンズリーグ優勝のご褒美だからね」とマルセロ。処分を過度に恐れて「足を引っ込めることはない」とクラブW杯での全力プレーを誓った。
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