インテルの長友佑都【写真:Getty Images】
コッパ・イタリア(イタリア杯)5回戦の試合が現地時間の12日に行われ、インテルが3部のポルデノーネと対戦。延長戦まで120分間を0-0で終え、PK戦の末に勝利を収めた。
セリエAで最近数試合出場のなかったインテルの長友佑都はこの試合に先発でフル出場。PK戦では7人目のキッカーを務め、インテルの勝利を決定づけるシュートを成功させることができた。
イタリア各メディアはこの試合の長友のプレーに対し、及第点を上回る評価をつけている。『イル・スッシディアーリオ』は「7」と高めの採点を与え、「足をつりながらも延長戦まで奮闘。インテルを準々決勝へ導くPKを決めたのは彼だった」と寸評を記した。
『トゥットメルカートウェブ』『カルチョメルカート』『FCインテルニュース』など、多くのメディアは長友に対して「6.5」の採点。攻撃参加は物足りなかったとしながらも、「常によく注意していた。ミスはほとんどなかった」という堅実なプレーや、最後のPKを決めたことなどが評価されている。
3部チーム相手に120分間ゴールを奪えなかったこともあり、全体的にはインテルに対して厳しい評価を下しているメディアが多い。多くのメディアで最高点を与えられたのは、インテルでの初出場となった試合でPK戦でのシュート2本ストップなど堅守を見せたGKダニエレ・パデッリだった。
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