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本田圭佑、南米王者相手に奮闘もCWC決勝進出ならず。レアル戦実現は望み薄に

text by 編集部 photo by Getty Images

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パチューカの本田圭佑【写真:Getty Images】

【グレミオ 1-0 パチューカ クラブW杯準決勝】

 現地時間12日に行われたクラブW杯準決勝グレミオ対パチューカの一戦は、延長戦の末、1-0でグレミオが勝利した。パチューカのMF本田圭佑はフル出場している。

 南米王者のグレミオと対戦するパチューカは、立ち上がりに本田がミドルシュートを放つなど積極的な姿勢を見せる。その後も本田が中盤から前線に顔を出してチャンスをつくり、良いリズムで入った。

 対するグレミオは、やや相手のペースに押され気味だったが、守備ではパチューカに自由を与えない。

 それでもパチューカは前半終了間際に決定機をつくる。本田が味方とのワンツーで抜け出してペナルティエリアに侵入。決定機となりかけたが、左足のシュートは戻ってきた相手DFにブロックされてしまい、先制はできなかった。

 0-0で折り返した後半はどちらにも好機が訪れるが、ともにシュートがわずかに枠を外れるなど、先制点につなげることができない。結局どちらも決め手を欠き、0-0のまま試合は延長戦に突入する。

 パチューカにとっては2戦連続となる延長戦。よりフレッシュな状態だったのは、グレミオだった。

 延長戦の立ち上がりから主導権を握ったグレミオは95分、スローインを受けたエベルトンが左サイドからドリブルで中央へ。ペナルティエリアに入って右足を振り抜き、ゴール右隅に決めた。

 それでもまだ1点差。諦めないパチューカは、同点弾を狙う。しかし110分、さらに状況が悪化した。本田のパスを受けたグスマンが相手を蹴ってしまい、この試合2枚目のイエローカードで退場。1点を追うパチューカが10人になった。

 結局、試合は1-0のまま終了。グレミオが決勝進出を決め、パチューカは3位決定戦に回ることになった。

 準決勝のもう1試合、アル・ジャジーラ対レアル・マドリーは現地時間13日に行われる。

【得点者】
95分 0-1 エベルトン(グレミオ)

【了】

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