クラブW杯に臨むレアル・マドリー【写真:Getty Images】
FIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)に出場するレアル・マドリーの選手たちは、レッドカードを受けてしまわないように十分注意する必要がありそうだ。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
大会史上初の連覇を目指す欧州王者のマドリーは、現地時間13日に行われる準決勝から登場。アジア王者の浦和レッズを破って準決勝へ進んだ開催国UAE王者のアル・ジャジーラと対戦する。
準決勝に勝っても負けても、マドリーはこの大会でもう1試合、3位決定戦または決勝を戦う。大会の最後の試合でレッドカードを受けた選手が出た場合、出場停止処分は「クラブの次の公式戦」に適用されることが国際サッカー連盟(FIFA)の規定で定められている。
クラブW杯を終えたマドリーが次に戦う試合は、23日に行われるリーガエスパニョーラ第17節、宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”だ。クラブW杯では優勝を狙うだけでなく、カードにも十分に気をつけなければならない。
この規定が適用された例は過去にも存在する。2012年のクラブW杯決勝で退場となったチェルシーのDFガリー・ケーヒルは、その次に公式戦であるリーグカップのリーズ・ユナイテッド戦に出場できなかった。
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