アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第15節の試合が現地時間の10日に行われ、アトレティコ・マドリーがベティスにアウェイで1-0の勝利を収めた。この試合でのアトレティコのボール保持率は記録的な低さとなった。
アトレティコのボール支配率は約「26%」という低さであり、試合の4分の3はベティスにボールを持たれていたことになる。スポーツのデータ分析を手がける『Opta』によれば、今シーズンのアトレティコの全公式戦で最も低い支配率になったとのことだ。
それでもアトレティコは前半29分、右サイドからのクロスにMFサウール・ニゲスが合わせて先制。この1点がそのまま決勝点となった。連勝を3試合に伸ばしたアトレティコは首位バルセロナと6ポイント差での3位を守っている。
スペイン紙『マルカ』は、非常にアトレティコらしくディエゴ・シメオネ監督らしい勝利であるとして賛辞を送った。「近年何度も見られたような勝利。相手が支配している(ように見える)試合で身を隠し、不意の一撃で相手をノックアウト。チョリスモ(シメオネ主義)は健在」と評している。
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