バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第15節の試合が現地時間の10日に行われ、バルセロナがビジャレアルにアウェイで2-0の勝利を収めた。FWリオネル・メッシはこの試合で1ゴールを記録している。
72分にFWルイス・スアレスがゴールを決めてようやく先制したバルサは、83分に相手のミスを突いたメッシが追加点。リーグ戦3試合ぶりの勝利を挙げて2位バレンシアとの勝ち点差を5ポイントとした。
メッシはこの試合での1得点により、バルサでの公式戦通算得点数が525ゴールとなった。バルサ公式サイトは、メッシがドイツの伝説的ストライカーであるゲルト・ミュラー氏の記録に並んだことを伝えている。
“爆撃機”の異名を取ったミュラー氏はバイエルン・ミュンヘンで1965年から79年にかけて525ゴールを記録。欧州の同一クラブでの通算得点数の歴代最多記録を保持していたが、メッシはその記録に並んだ。通算606試合の出場で達成している。
また、欧州以外のクラブや複数クラブでの得点も含めたクラブキャリア通算の得点数では歴代3位タイになるとのことだ。2位は1930年代から50年代にかけてオーストリアやチェコスロバキアなどで活躍したヨーゼフ・ビカン氏の534得点。1位はブラジルのレジェンド、ペレ氏の643得点だとされている。
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