ロメル・ルカク【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのFWロメル・ルカクが、マンチェスター・シティとのダービーを落とした原因だとして話題になっている。『マンチェスター・イブニング・ニュース』は、採点「2」という異例の低評価をつけた。
今季圧倒的な強さを誇るシティを相手に、ユナイテッドは守備的に入った。攻撃はルカクに当てるというシンプルな策だが、フォローが少ないこともあってなかなか機能しなかった。その上、守備にも奔走することになり、前線の選手としては厳しい試合になったはずだ。
ただ、ルカクに対して低い評価がついたのは、失点のシーンがあってこそ。ユナイテッドの2失点は、いずれもルカクの「アシスト」だった。相手のセットプレーを跳ね返したところで問題が起き、相手ボールとなって2点を決められたのだ。
これを不運で済ませたメディアは、ルカクに対して平凡な採点をつけている。だが、『マンチェスター・イブニング・ニュース』は運も実力のうちというスタンスのようだ。「どちらの失点に対しても罪がある」として、「2」の評価をつけた。
今回のダービーについては、ルカクだけが敗因ではないことは明らかだが、リーグ戦ここ9試合で1得点では、厳しい声が出るのも仕方ない。首位シティとは勝ち点11差がついてしまったが、再び良い流れを取り戻せるだろうか。
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