デヤン・ロブレン【写真:Getty Images】
リバプールのDFデヤン・ロブレンが、またしても厳しい声にさらされている。英紙『デイリー・ミラー』は、10日に行われたマージーサイドダービーにおける同選手のパフォーマンスにチーム最低点をつけた。
リバプールは10日、エバートンとのマージーサイドダービーを戦った。内容的にはリバプールが圧倒していたが、結果は1-1のドロー。終盤にPKを与えてしまったのがロブレンである。
ロブレンは76分、ペナルティエリア内でボールを持ったキャルバート=ルーウィンを手で押してしまった。PKとジャッジするほどのことではなかったという声がある一方で、手を出した時点で軽率だという見方もある。
『ミラー』はこのシーンについて、「馬鹿げたチャレンジ」として、チーム最低評価の「5」をつけた。
一方で『デイリー・メール』は、ロブレンを「5.5」と評価。MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンに「5」をつけており、最低評価ではない。ただし、「不可解なプッシュでエバートンに同点のチャンスを与えた」と、問題のプレーについての指摘は欠かさなかった。
ロブレンは今シーズン、トッテナム戦で軽率なミスが続いて敗因となったあと、家族に対する殺人の脅迫などがあって話題になった。もちろん、こういった過激な行為は論外だが、軽率なプレーで勝てる試合を台無しにしてしまうようなもろさは、ロブレンが一部ファンの不満を買っている要素でもある。
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