アーセナルのオリビエ・ジルー【写真:Getty Images】
アーセナルのフランス代表FWオリビエ・ジルーは、プレミアリーグの歴史に名を残す“スーパーサブ”となった。
アーセナルは現地時間10日に行われたプレミアリーグ第16節の試合でサウサンプトンと対戦。開始3分で先制を許したアーセナルは終盤まで追いつけずに苦戦したが、88分にジルーがヘディングでの同点ゴールを決めて1-1のドローに持ち込んだ。
72分からの交代でこの試合に出場したジルーは、これで交代出場からの得点数がアーセナル加入以来通算17ゴール目。スポーツのデータ分析を手がける『Opta』によれば、プレミアリーグの同一チームで記録された交代出場からの得点数としては歴代最多タイの数字となった。
これまで17ゴールで歴代最多の記録を保持していたのは、マンチェスター・ユナイテッドで活躍した元ノルウェー代表FWのオレ・グンナー・スールシャール氏。ユナイテッドの黄金期に活躍したスーパーサブとして知られ、ユナイテッドが劇的な逆転優勝を飾った1999年チャンピオンズリーグ決勝でも交代出場から決勝ゴールを挙げた。
今シーズンに限れば、ジルーはプレミアリーグで一度も先発出場がなく、13回の交代出場のみ。出場時間は短いが計4得点を挙げており、プレー時間63分あたり1点という高い得点率を誇っている。
【了】