【パチューカ 1- 0 ウィダド・カサブランカ クラブW杯準々決勝】

FIFAクラブ・ワールドカップ（W杯）の準々決勝が現地時間の9日にUAEで行われ、メキシコのパチューカとモロッコのウィダド・カサブランカが対戦。パチューカが1-0で勝利。本田圭佑は先発フル出場した。

パチューカは次の試合で南米王者・グレミオと対戦する。「とても難しい試合になる。これから分析するが、大きなチャレンジになる」と試合後に語った本田。「とにかく2試合目に」とも語るように、南米王者との決戦は1つの目標だった。

苦戦を予想しているが、あくまで勝利を目指す。「グレミオ戦に勝ったら、世界中のサッカーファンが決勝はおもんないな、となるんでしょうけど、それを僕らは狙いにいきたい」と語る本田。「番狂わせしたい」とも。

勝機はあるのか。「守備の時間が多くなる試合を、カウンターで嫌なことを何回増やせるか。増やしたところで、誰かが決めないと。どっかでぱんと打って入ることが勝機でしょうね」と“ラッキーゴール”を生むための努力が必要と説く。

果たしてそのゴールを生み出すことができるのか。初戦ではエゴを捨てた本田だが、グレミオ戦では虎視眈々と得点を狙う姿が見られるかもしれない。クラブW杯準決勝、グレミオ対パチューカは現地12日キックオフ。

（取材・文：植田路生【アブダビ】）

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