日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】
E-1サッカー選手権の試合が9日に行われ、日本代表と朝鮮民主主義人民共和国代表が対戦。後半アディショナルタイムに決勝ゴールを奪った日本が1-0の勝利を収めて勝ち点3を獲得した。
国内組のみでメンバーを構成した日本は北朝鮮相手に苦しい戦いを強いられ、代表デビュー戦となったGK中村航輔の好セーブに助けられる場面も多かった。何とか無失点で乗り切って0-0で試合を終えるかに見えたが、アディショナルタイムも3分を過ぎたところで井手口陽介がミドルシュートを突き刺して日本に勝利をもたらした。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は試合後に、「少し運も味方して勝利することができた」と苦戦を認めつつ、「最後まで諦めないで戦い続けた選手たちを称えたい」とコメントした。
「相手はしっかり守ってカウンターを仕掛けるという戦術を徹底していた。我々はボールを奪ったあとのプレースピードが少し足りなかったかなと思う。相手は低いところでコンパクトなブロックを形成していた」と両チームの戦いぶりについて分析している。
井手口の決勝点については、「美しいプレーでゴールを決めることができた。そこまでしっかり形を作って決められたゴールだった」と喜ぶ様子を見せ、12日に行われる第2戦に向けては「少し休んで、中国をしっかり分析して試合に臨みたい」と意気込みを口にした。
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