主将パオロ・ゲレーロ、36年ぶりの大舞台に出られない可能性大【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は8日、ペルー代表のFWパオロ・ゲレーロに1年間の出場停止処分を科すことを発表した。
これによると、ゲレーロは世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が定める禁止薬物の陽性反応が出た。そのため、7日の懲罰委員会で1年間の出場禁止が決定したとのことだ。
ゲレーロは先月3日、ワールドカップ(W杯)予選・大陸間プレーオフを前にしたドーピング検査で「異常な結果」が出たとして、FIFAが暫定的に30日間の出場停止処分を科していた。その際は「ドーピングの陽性反応とみなしたわけではない」とされていたが、詳しい検査を受けた結果、正式な処分が科されている。
33歳のゲレーロは、ペルー代表の通算最多得点記録を持つ主将。大陸間を制して36年ぶりの本大会行きを決めたが、ゲレーロの不在は決定的になった。
なお、ゲレーロはスポーツ仲裁裁判所に上訴する権利を持っている。
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