倉田秋【写真:Getty Images】
日本代表は8日、翌日のEAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会(E-1)の初戦・朝鮮民主主義人民共和国代表戦に向けて、会場となる味の素スタジアムで公式練習を行った。
倉田秋は初戦の対戦相手について「激しさを相当、気持ち込めて戦ってくるチームやと思うんで、まずそこでホームですし、1対1の部分で上回らないといけない」と警戒する。前回大会でも対戦した。「前はデカいFWにロングボールってイメージやったけど、意外とつなぐ意識も出てきてるチームかなと思った。まあ、やってみないとわかんないですね。相手の選手は映像だけでは分からないと思うんで。こっちも急に集まったチームなんで、うまくいかないことの方が多いと思うんで、チーム内で話し合って戦っていければ」と展望を語った。
中盤から前のポジションでハイレベルなプレーを見せる倉田だが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からは「真ん中も3トップの左もどっちでもあるから、どっちでも行ける準備はしといてくれとは言われた」と明かす。
ハリルジャパンのサイドアタッカーについては「タメ作るってよりは裏の一発のっていう動きの方がこのチームには合っているかなと思う」と倉田。だが、「そればっかりでは俺の良さも生きないかもしれないので、うまいこと自分なりにやっていけたら」と様々なトライをする意思を示した。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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