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元神戸の韓国代表MFチョン・ウヨン、久々の日本で「ドキドキする」。日韓戦を心待ちに

text by 編集部 photo by Wataru Funaki

チョン・ウヨン
韓国代表のチョン・ウヨンはE-1をW杯のための重要な準備と考えている【写真:舩木渉】

 韓国代表は8日、翌日のEAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会(E-1)の初戦・中国代表戦に向けて練習を行った。

「久しぶりに日本に来てドキドキするし、期待しています」と語るのは、京都サンガF.C.やジュビロ磐田、ヴィッセル神戸で活躍したチョン・ウヨンである。現在は中国の重慶力帆でプレーしており、今年1月にプレシーズンキャンプで沖縄を訪れて以来、11ヶ月ぶりの日本だという。
 
 E-1は韓国代表も欧州組を招集できておらず、国内組とJリーグ組、そして中国でプレーする選手たちのみで構成されている。だが、チョン・ウヨンは「本当に大事な大会だと思っているし、W杯の準備だと思って、全力で頑張りたい」と本気モードだ。

 苦しみながらロシアW杯出場権を獲得した韓国代表は、ドイツやメキシコ、スウェーデンと強豪ぞろいのグループに入った。「ドイツをはじめ3チームが本当に全部強い。メキシコやスウェーデンも弱くないチームだと思っている」とチョン・ウヨンも、その厳しさを感じている。

 それでも「やる前から怖がっているよりは、『できる、できる』と思って自分たちで準備することが一番大事」と、一切諦めはない。やはりW杯で勝ち上がるためにもE-1をいい結果で終えることが重要だと考えている。

 そしてE-1の最終戦は日韓戦だ。チョン・ウヨンは「(日本代表は)ほとんど知っている選手だと思う。Jリーグの中でもすごくいい選手が集まっているから、本当に難しい試合になると思っています。でも楽しみ。期待しています」と、かつて戦った選手たちとのピッチ上での再会を楽しみにしている。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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