三竿健斗【写真:Getty Images for DAZN】
EAFF E-1サッカー選手権2017 決勝大会に参加する日本代表は7日、都内で練習を行った。MF三竿健斗は、これが「最初で最後のチャンス」と位置づけており、今大会でのアピールに燃えている。
21歳の三竿は、これが初めてのA代表。もちろん、ここでアピールをして翌年のロシア・ワールドカップ(W杯)を目指すことになる。
同選手は「今回は最初で最後のチャンスだと思う。日数はそんなにないですけど、与えられたチャンスをモノにしないと、来ている意味はない。今シーズンのリーグ戦では、そういうチャンスをもらったときに良いプレーができたので、今回もしっかりとそこでアピールできたら」と語った。
W杯のことは「ずっと目標にあった」と三竿。「ようやくそこにちょっとずつ近づいているなというのはある。まだスタートに立っただけなんで、ここからだと思います」と意欲十分だ。
三竿は、代表のおける自分の役割について「同じタイプはあまりいないと思う」と分析。「バランスを取って、守備でも攻撃でもつなぎ役となる選手なので、そこでバランスを取って、ボールを奪ってシンプルにできたら」と活躍をイメージしている。
その中で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督のオーダーに沿う必要がある。「『縦に』ってのはすごく言われる。自分に足りないものだと思うし、常に縦を意識してプレーしているんで、普段よりもワンタッチでの縦パスというのは多いと思います」とのこと。ただ、「普段の鹿島の練習とあまり代わらないので、いつもどおりやりたい」と冷静に取り組んでいくつもりだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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