元アルビレックス新潟のキム・ジンスが3年ぶりに日本の土を踏んだ【写真:舩木渉】
韓国代表は7日、EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会(E-1)に向けて都内で来日後初の練習を行った。
FC東京に所属するチャン・ヒョンスや元ヴィッセル神戸のチョン・ウヨンら5人がコンディション不良で欠席したものの、取材に応じたDFキム・ジンスは「高麗大との練習試合では守備の連係がうまくいかなかったが、それは練習をしてきて良くなってきている。2連覇のためにいい準備ができている」と、チームの状態に問題がないことを強調した。
2012年から2014年6月までアルビレックス新潟でプレーしていたキム・ジンスにとって、来日はドイツのホッフェンハイムへ移籍して以来3年ぶりのこと。「久しぶりの日本で心地いい。ワクワクするけど、緊張もしている。日本は僕が初めてプロの舞台に立ち、成長した場所。帰ってこられてとても嬉しい」と、久々の帰還に興奮を隠せない。
やはり思い入れのある国だけに「個人的には3試合すべてに出場したい」と、E-1には並々ならぬ気合いで臨んでいる様子。元新潟の25歳は「高麗大との練習試合ではヘディングでゴールも決めた。体の状態は全体的にとてもいい」とコンディションにも問題はなく、自信を胸に9日の初戦・中国戦へ、そして優勝へ向けて意欲的だ。
(取材・文:舩木渉)
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