元サガン鳥栖のキム・ミヌも韓国代表の練習で笑顔を見せる【写真:舩木渉】
韓国代表は7日、EAFF E-1サッカー選手権に向けて都内で来日後初めての練習を行った。
国内合宿の後、6日に日本へ到着した韓国代表だが、最初の練習に5選手が姿を見せなかった。FC東京に所属するチャン・ヒョンスや、元ヴィッセル神戸のチョン・ウヨン、そして国内組のヨム・ギフン、イ・ジェソン、キム・ミンジェの5人はコンディション不良のためホテルで休息しているという。
ピッチに出た選手たちは、シン・テヨン監督を囲んで数分間ミーティングをしたのち、ピッチ内を軽くランニングしてストレッチや、動き回りながらの軽いパス交換などで体を温めた。練習は冒頭15分のみで非公開となった。
その後、約1時間ほどですべてのセッションを終えている。試合まで2日という状況だが、軽めの調整となった。
韓国代表は8日にも練習を行い、9日に中国代表と、12日に朝鮮民主主義人民共和国代表と、最後は16日に日本代表との試合を行う。シン・テヨン監督は7日の記者会見でライバル・日本との一戦に向けて「正直、心情としては勝ちたい」と意欲を燃やした。
2015年大会に続く優勝も期待され、指揮官は「韓国は2連覇に積極的に挑戦していきたい。日本も中国も北朝鮮もいいチームなので優勝は簡単ではないが、最善の姿、頑張っている姿を見せれば優勝がついてくると思う」と、全力で連覇を狙いにいく姿勢を見せている。
(取材・文:舩木渉)
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