韓国代表のシン・テヨン監督【写真:舩木渉】
7日、EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会の公式記者会見が行われた。
前回大会覇者として今大会に臨む韓国代表のシン・テヨン監督は「今大会で我々韓国はいい成績を残していると考えている」と語るなど、自身のある様子を見せた。また、今月16日に予定されている日本代表との一戦には特別な思いがあることを明かした。
「正直に申しますと、心情としては勝ちたいと思っている。日本とはいいライバル関係でありながら共に成長してきた。ロシアW杯ではお互いにそれぞれいい成績を出す事で、日本と韓国は世界の端っこにあるチームではないという認識を、ハリル監督と一緒に見せていければいいと思います。アジアの責任を果たすためにいいゲームをしたいと思っています。やはり勝ちたい。結果はどうなるかわからないが、日本で試合をする我々の姿は、韓国にとっていいもの。素晴らしいプレーをすることでライバルとして、共に成長していくチームとして臨んでいきたい」
今大会からE-1サッカー選手権と名称が変更された東アジア選手権は、2003年に初めて開催されて以降2大会連続で優勝しているチームはいない。その偉業に「積極的に挑戦していきたい」と意気込むシン・テヨン監督率いる韓国代表は、日韓戦含めどのような戦いを見せてくるのか注目である。
(文:編集部 取材協力:舩木 渉)
【了】