7日にEAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会の公式記者会見が行われた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が記者会見の中で、清武弘嗣の離脱と土居聖真の追加招集を明らかにしている。

　アクシデントが起きたのは6日の練習の最中。ゲーム形式の練習中に清武弘嗣が接触プレーで頭を打ち、練習を途中で切り上げた。脳しんとうの恐れもあるため、検査結果しだいで離脱かチームに残るか検討するとJFA関係者が話していた。

　ハリルホジッチ監督は最初に「みなさんが見た通りですね。たくさんの困難があります。まず浦和の選手が来れない。鹿島の西（大伍）が昨日オペをしました。偶然なんですが、セレッソの3人、まず（山口）蛍は来れなかった。杉本（健勇）は怪我を抱えてきて足首の状態がわかった。彼も手術をする」とチーム状況についてコメント。

　続いて「昨日はデュエルの場面で清武に頭が入ってしまって、すぐに検査に行きました。大した問題ではないが、メディカルスタッフから10日間はやめた方がいいと。昨日も一昨日もかなりいいトレーニングができていた。清武も楽しそうにやっていた。メンバーを変更しなければいけない。土居聖真を呼ぶつもりです」と語り、清武の離脱と土居の追加招集を明らかにしている。

　土居に関しては「まだ日本の北の方にいて、探そうかと思います（笑）。彼には本当に申し訳ないのですが、結婚式を準備していたようで、結婚式をとりやめなくてもいいのですが、数日来てもらおうと。いろいろな困難があっても我々は勝つためにやらなければいけない」と話した。

（取材：舩木渉、文・構成：編集部）

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