クラブW杯に出場するレアル・マドリー【写真:Getty Images】
クラブ世界一を決定するFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)が現地時間6日にUAEで開幕する。主要ブックメーカーでは、昨年に続いての2連覇を目指す欧州王者のレアル・マドリーが圧倒的な優勝候補だと予想されている。
6日には大会初戦のアル・ジャジーラ(開催国王者)対オークランド・シティ(オセアニア王者)戦が行われる。準々決勝からはアジア王者の浦和レッズ、アフリカ王者のウィダド・カサブランカ(モロッコ)、北中米王者のパチューカ(メキシコ)が登場。マドリーと南米王者のグレミオ(ブラジル)は準決勝からの登場となる。
ブックメーカー『bet365』では、マドリーの優勝に「1.16倍」と非常に低いオッズをつけ、圧倒的な優勝候補だと予想している。現実的に対抗できる可能性があるとみなされているのは「6倍」のグレミオのみだ。
本田圭佑の所属するパチューカは3番人気だが、オッズは「34倍」と大きな開きがある。浦和は「67倍」で4番手の予想。ウィダド・カサブランカは「151倍」、アル・ジャジーラは「251倍」、オークランド・シティは「501倍」と、いずれも優勝の可能性がほとんどない“大穴”だと予想されている。
実際のところ、これまで13回開催されたクラブW杯では欧州勢が優勝9回、南米勢が優勝4回を記録し、この2大陸以外からのクラブ王者は現れていない。今回は番狂わせを演じるチームが出てくるのだろうか。
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