FIFA前会長のゼップ・ブラッター氏【写真:Getty Images】
英誌『フォー・フォー・トゥー』は、サッカー界の「嫌われ者ランキング」を作成し、1位から50位までの顔ぶれを発表した。世界中のサッカー界の選手や監督、関係者らの中から、特に嫌われているとされる50人の人物が選ばれている。
栄えある(?)1位に選ばれたのは、国際サッカー連盟(FIFA)前会長のゼップ・ブラッター氏。2015年の大規模汚職事件で活動停止処分を受け、実質的にFIFA会長を解任された形となった人物だ。
2位は現マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督。世界屈指の名将として優れた実績を残しながらも、遠慮のない態度や発言によって敵を作ることも多い。「多くの人々は衝突を避けるものだが、気に留めない者もいる。それを歓迎する者もごくわずかいる。それ無しで生きていくことを考えられない者もいる」と評されている。
3位に選ばれたのは元西ドイツ代表GKのハラルト・シューマッハー氏。1982年ワールドカップでフランスと対戦した際、相手選手に喰らわせたラフプレーが広く知られている。頭部を強打した相手選手は入院を余儀なくされた。
4位には、ブラッター氏と同じく汚職事件で活動停止処分を受けたミシェル・プラティニ氏。その他、クリスティアーノ・ロナウド(6位)やジョン・テリー(10位)、ディエゴ・マラドーナ氏(13位)、ジョーイ・バートン(14位)、ルイス・スアレス(16位)、ジエゴ・コスタ(18位)などが上位にランクインしている。
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