ミランでプレーしていた本田圭佑【写真:Getty Images】
UAEで開催されるFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)が現地時間6日に開幕する。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』では、優勝候補とみられるレアル・マドリーにとって最大の敵は「グレミオと本田」だと見通しを伝えている。
6日には大会初戦のアル・ジャジーラ(開催国王者)対オークランド・シティ(ニュージーランド)戦が行われる。その勝者は、9日の準々決勝でアジア王者の浦和レッズと対戦。準決勝で待つマドリーへの挑戦権を懸けての試合となる。
『ガゼッタ』は大会に向けたプレビュー記事に、「クラブW杯連覇を狙うレアル。最大のライバルはグレミオと本田」とタイトルをつけた。マドリーの連覇を阻む可能性があるとすれば南米王者のグレミオ(ブラジル)か、北中米王者のパチューカ(メキシコ)ではないかとの見方だ。
本田圭佑の所属するパチューカは、9日の準々決勝でアフリカ王者のウィダド・カサブランカ(モロッコ)と対戦。その勝者がグレミオとの準決勝を戦う。「北中米王者はスター選手として本田圭佑を擁している」と、伊紙は昨シーズンまでミランでプレーしていた日本人選手に注目している。
浦和については、「ACL決勝ではラファエル・シルバの決勝ゴールでサウジアラビアのアル・ヒラルを破った。25歳のブラジル人FW(今季21得点)が最大の武器」だと紹介されている。
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