オーストラリア代表FWティム・ケーヒル【写真:Getty Images】
6日、オーストラリア1部のメルボルン・シティは、オーストラリア代表FWティム・ケーヒルが双方の合意の下でクラブを退団することを発表した。
昨年の夏に中国の杭州緑城からメルボルン・シティへと移籍したケーヒルは、FFAカップの優勝に貢献するなどまずまずのシーズンを送っていたが、今季は出場機会に恵まれず。来年のW杯出場に向けてできるだけ多くのプレー時間を確保すべく、クラブに退団の意思を打ち明けたようだ。
「W杯出場をかけた戦いは大きな冒険であった。そしてロシアで国を代表することはこの上ない名誉となるだろう。今後数カ月は、そこに集中することになる」
さらに、W杯への思いを打ち明けたケーヒルは、長年国内リーグのチームでプレーすることが目標であったことを明かし、クラブへの感謝の気持ちを述べた。
「オーストラリア国内のチームでプレーすることは、常に僕にとって重要な目標であった。そして、ここでの経験は最初から最後まで満足のいくものだった。メルボルン・シティの選手やスタッフ、そして特にファンのみんなに感謝したい」
クラブ退団を決意したケーヒルの新天地は未定となっている。W杯開幕までは残り約半年だ。
【了】
★W杯予選まとめはこちら★