セビージャに所属するスティーブン・エンゾンジ【写真:Getty Images】
セビージャに所属する28歳のフランス代表MFスティーブン・エンゾンジが、冬の移籍市場でチームを去ると決別宣言した。5日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
現地時間11月21日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦で、エンゾンジは出場45分だけで交代させられた。このことに腹を立てた同選手は翌日の練習を無断欠席している。その影響からセビージャを率いるエドゥアルド・ベリッソ監督との関係が悪化。最近の公式戦3試合は招集外となっていた。
同紙によると、現在はクラブの許可を得てロンドンに出向いているとのこと。理由としては息子に会うためだというが、プレミアリーグのクラブと接触している可能性もあるという。そして、エンゾンジは「僕の将来は確実にセビージャの外にいる」と語り、移籍を明言。セビージャのホセ・カストロ会長も同選手と監督の関係に問題が生じていると認めている。
オファーに関しては現時点で届いていないとのことだが、アーセナルやエバートンなどが関心を示している様子。契約解除金は3500万ポンド(約53億円)に設定されているようだ。
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