パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
FIFA(国際サッカー連盟)の教育研究機関であるCIES(スポーツ研究国際センター)は、欧州のいわゆる5大リーグでプレーする21歳以下の若手選手の市場価値ランキングを4日付で発表した。
スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランスの5ヶ国のトップリーグでプレーする若手選手の中で市場価値が最も高いと算出されたのは、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ。その評価額は1億8280万ユーロ(約244億円)だという。
ムバッペの評価額は、9月1日時点での1億3380万ユーロ(約179億円)から3ヶ月間で「+37%」の急上昇。9月の時点では3位の市場価値だったが、トッテナムのMFデル・アリとバルセロナのFWウスマン・デンベレを抜いてトップに浮上した。
2位のアリは3ヶ月前より1%ダウンの1億8020万ユーロ(約241億円)。3位はマンチェスター・シティのドイツ代表MFリロイ・サネで、「+41%」の大幅上昇で1億2450万ユーロ(約166億円)と評価されている。デンベレは13%ダウンの評価額で2位から4位に後退した。
5位にはマンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードが続く。6位に位置するシティのFWガブリエウ・ジェズスは、3ヶ月前と比べて「+105%」と2倍以上に市場価値が上昇しているという。
7位から10位まではティモ・ヴェルナー(RBライプツィヒ)、アントニー・マルシアル(ユナイテッド)、クリスティアン・プリシッチ(ボルシア・ドルトムント)、ダビンソン・サンチェス(トッテナム)という顔ぶれ。100位まで公開されているランキングの中で、3ヶ月間での評価額の上昇率が最も高いのはリバプールのDFジョー・ゴメスであり、「+280%」と3.8倍に上昇して3420万ユーロ(約45億7000万円)での31位となっている。
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