清水エスパルスの指揮官を務めていた小林伸二監督【写真:Getty Images】
J1リーグの清水エスパルスが5日、チームを率いていた小林伸二監督との契約を解除したと発表した。後任に関しては現時点で未定となっている。
小林監督は2016年、J2に降格した清水を1年でJ1に復帰すべく指揮官に就任。最終節で松本山雅を逆転して2位に浮上しJ1昇格を果たしている。しかし、J1復帰した今季は残留争いに巻き込まれJ2降格の危機に瀕していた。ただ、最終的に14位で終わりJ2降格は回避している。
モンテディオ山形を率いていた2008年にはクラブ初のJ1昇格、徳島ヴォルティスを率いていた2013年にはプレーオフを勝ち抜き、チームをJ1昇格に導いていた。これまでの実績から“昇格請負人”と呼ばれていた小林監督。ただ、J1で戦った今季は清水で良い結果を残せず退任することになった。
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