ドルトムントのピーター・ボス監督【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのピーター・ボス監督に残された時間は限られているかもしれない。
10月14日に行われたブンデスリーガ第8節のライプツィヒ戦に2-3で負けて以降、公式戦でわずか1勝しかしていないドルトムント。現地時間2日に行われたブレバークーゼン戦(1-1の引き分け)後にミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「我々は他の監督とはコンタクトを取っていない。ピーター・ボス監督と共にこの状況を変えていきたい」と監督交代には否定的なコメントをしていた。
しかし4日付けの独紙『ズードドイチェ・ツァイトゥング』はボス監督に残された時間は後2試合であると報じている。6日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)対レアル・マドリー戦と9日のブンデスリーガ第15節ブレーメン戦の結果次第ではボス監督解任の可能性があると伝えている。
既にCL決勝トーナメント進出がなくなったドルトムントはマドリー戦でヨーロッパリーグ(EL)出場をかけて戦う。また週末のリーグ戦では下位に低迷しているフライブルクにしっかり結果を残すことが求められる。なかなか波に乗れないチーム状況の中でボス監督はどのような采配を振るのだろうか。
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