バイエルン・ミュンヘンのユップ・ハインケス監督【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンの指揮官に復帰して2ヶ月が経つユップ・ハインケス監督だが、まだ正式にはクラブと契約を交わしていない状態だという。独紙『シュポルト・ビルト』などが伝えた。
今季序盤戦で調子が上がらなかったバイエルンは、9月末にカルロ・アンチェロッティ前監督を解任。後任として、過去にバイエルンを“3冠”達成にも導いたハインケス氏が4度目の復帰を果たした。
監督交代をきっかけにチームは調子を取り戻しており、ブンデスリーガでは首位浮上を果たした。14試合を終えた時点で2位に6ポイントの差をつけ、6連覇に向けた視野は良好となっている。
だが、ハインケス監督がバイエルンのサポータークラブに向けて明かしたところによれば、クラブとの契約のサインはまだ完了していないとのこと。クラブ側からはオフィスを訪れてサインをするよう求められているが、「時間がない」という理由で実現していないという。
「契約の形式についてバイエルンと話はしていない。私にとって重要ではないことだ。何度も呼ばれてはいるが、時間を見つけられていない。朝から晩までチームの仕事に忙殺されているからだ」とハインケス監督は話している。
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