大宮アルディージャの石井正忠監督【写真:Getty Images for DAZN】
大宮アルディージャは4日、石井正忠監督との契約を更新し、2018シーズンも同監督が引き続きチームの指揮を執ることが決定したと発表した。
今季のJ1で苦しい戦いを強いられた大宮は先月5日、シーズン3試合を残した段階で伊藤彰前監督を解任。鹿島アントラーズを昨年のJ1優勝・天皇杯優勝の2冠に導いた石井監督に命運を託すことになった。
だが就任初戦となったベガルタ仙台戦には0-3で敗戦。続いて第33節のヴァンフォーレ甲府戦を0-0のドローで終えた時点で大宮は来季のJ2降格が決定した。最終節では川崎フロンターレに0-5で大敗し、目の前での優勝決定を許すとともに、最下位に転落してシーズンを終えてしまった。
それでもクラブは、J2で戦う来シーズンも引き続き石井監督にチームを委ねることを決めた。1年でのJ1復帰を目指しての戦いとなる。
「今回、オファーを受諾する決断をし、2018シーズンも大宮アルディージャの指揮を執ることになりました。来年はJ2でのスタートになりますが、クラブが一丸となり、J2優勝を目指して全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします」と石井監督はクラブ公式サイトを通してコメントを述べている。
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