乾貴士【写真:Getty Images】
エイバルのMF乾貴士は現地時間3日、リーガエスパニョーラ第14節のエスパニョール戦にフル出場した。メディアによる採点は、極端に分かれている。
「星3つ」が最高評価のスペイン『マルカ』は、この日の乾に「星1つ」をつけた。これは攻撃陣の中で低評価で、得点に関与した選手は「星2つ」以上がついている。乾は3得点が生まれたこの試合でゴールに絡んでおらず、ボールロストも少なくなかったため、評価はいまいちだったようだ。
一方、試合のさまざまなデータを扱う『WhoScored.com』は、乾のパフォーマンスにこの試合の最高点をつけた。乾はデータ上、パス成功が94.4%でチームトップ。ドリブル突破成功はダントツで9回。2位が1回を記録した4人であることから、ここで大きな差がついた様子だ。また、鍵となるパスも1回記録し、チームトップタイだった。
データとしては効果的だった乾だが、勝利に直結したプレーだったかと言われれば怪しいところ。今後の試合では、より明確な結果がほしいはずだ。
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