ポジションを失いつつある長友佑都【写真:Getty Images】
インテルのDF長友佑都は、現地時間3日に行われたセリエA第15節のキエーボ戦に出場しなかった。これで3試合連続の出番なし。ルチアーノ・スパレッティ監督が試合後、左サイドバックのチョイスについて語っている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
しばらく定位置を確保していた長友だが、ここ3試合はDFダビデ・サントンにポジションを譲っている。しかも、そのサントンがキエーボ戦では先制点に大きく関与しており、さらに評判は高まっている様子だ。
スパレッティ監督は、「サントンのことは知っていた。彼のは素晴らしいクオリティが備わっている。守備も攻撃も見事だ」と称賛した。
一方長友について、昨シーズンはローマを率いた指揮官は「体力面の強さやスピードが優れている。昨シーズンのローマ戦では、(現リバプールのFWモハメド・)サラーに苦しんでいなかった」と好評価だ。
ただし、「セットプレーという点では、サントンを相手にするのと長友を相手にするのは違ってくる。それも重要なチームの構成要素だ」と指摘。長友とサントンの違いに触れた。
大量リードとなったキエーボ戦では、イタリア適応に苦しんでいるダウベルトが途中出場しており、左サイドバックのポジションはさらに激しくなっている模様。長友は例年のように、再び信頼をレギュラーポジションを手にすることができるだろうか。
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