沼津のDF徳武正之(左)と栃木のFWネイツ・ペチュニク【写真:Getty Images】
3日、明治安田生命J3リーグ第34節の試合が各地で行われた。
2位のアスルクラロ沼津と首位の栃木SCの頂上決戦となった一戦は、7分に太田一輝の右サイドからのクロスを中で薗田卓磨が合わせ沼津が先制。その後は、両者勝利を目指し白熱した展開が続き、77分、ペナルティエリア右からこぼれ球を拾った栃木のネイツ・ペチュニクが左足を一蹴。これが同点弾となり、試合は1-1で終了した。
3位のブラウブリッツ秋田は最下位のガイナーレ鳥取と対戦。膠着状態の続いた試合は、61分の山田尚幸のミドルシュートに詰めた久富賢が決めて秋田が先制すると、続いて日高慶太、遊馬将也の点でリードを広げることに成功。最終的に3-0で試合を終えた秋田は、総勝ち点61でシーズンを終えた。
この結果、J3リーグ優勝は勝ち点61の秋田の手に。直接対決で引き分けた栃木は、勝ち点60でなんとか2位にとどまり、来季のJ2リーグ昇格を決めた。
なお、優勝した秋田は現在J2ライセンス未取得のため、来季もJ3リーグを戦うこととなる。
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