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日本代表 7年前

【識者の眼】ロシアW杯で日本代表に活路はあるか? グループリーグH組コロンビア・セネガル・ポーランドを徹底分析、見えた戦い方

text by 河治良幸 photo by Getty Images

日本に活路は? あと半年での準備で極めて重要に

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残り半年。ハリルホジッチ監督はどこまで準備できるか【写真:Getty Images】

 ワールドカップは本大会になれば試合ごとの入り方、展開に応じたゲームコントロールなどピッチ内のプレーと監督の選手交代などが重要になるが、そこまで良い状態に持っていけるかは半年間の準備にかかっている。

 ハリルホジッチ監督は多くの時間をかけて3ヶ国を分析し、ストロングポイントとウィークポイントをあぶり出していくはず。あとは選手が対策を完璧に実行し、さらに持ち味を発揮して勝利に貢献していけるかにかかっている。

 そのためにはチームの主力を担ってきている選手たちの底上げも求められる。12月9日からのE-1選手権でメンバーをチェックし、“デュエル”やゴール前の決定力、打開力、FKの能力など、足りないものをもたらせる選手がいるかどうかを見極める作業も重要になる。

 対戦相手が決まったことで、そうしたプロセスもより明確に、具体的になったはず。そこから半年間にこそハリルホジッチ監督の真価が詰まっていると言っても過言ではない。

 あくまで現段階での予想だが、ロシアワールドカップで日本に活路はあり、突破の可能性もあると見ている。もちろんコロンビア、セネガル、ポーランドとの差はある。だが、あと半年での対策で逆転できないほどの差ではない。

(文:河治良幸)

【了】

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