コロンビア代表のホセ・ペケルマン監督【写真:Getty Images】
ロシアW杯のグループリーグ組み合わせ抽選会が現地時間1日に行われ、日本代表はグループHでポーランド、セネガル、コロンビアと同居することになった。
初戦で日本と対戦するコロンビア代表のホセ・ペケルマン監督は、楽観的な同国メディアとは一線を画し、グループ内で最もFIFAランキングの低いチームに警戒を怠らない。指揮官の母国アルゼンチンの『TyCスポーツ』に対し、ロシアW杯の展望を語った。
「日本とはブラジルW杯のように再会するが、初戦ということで状況は異なる。本田(圭佑)、長友(佑都)、遠藤(保仁)、香川(真司)など優れた選手たちがいる。スピードがあり、我々は(日本を)弱いチームだと思ってはいけない」
ペケルマン監督のコメントの中には、すでに日本代表から遠ざかっている遠藤保仁の名前があり、持っている情報は少々古いようだが、初戦の重要性を十分に認識しているようだ。
「ビッグネームが怖くて、ドイツやフランス、ポルトガルのようなライバルたちと対峙するのが心配だった。とても強いチームをグループステージで避けられたので、悪くない」
アルゼンチン出身の指揮官は、ポーランドやセネガルと同組になったことに満足している様子だ。「非常に、非常にイーブンなグループ」と分析している。2012年からコロンビア代表を率いる68歳の老将は、ロシアW杯初戦の日本戦に向けてどんなチームを作り上げてくるだろうか。
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