アンドレ・ビラス=ボアス監督【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグの上海上港を率いていたアンドレ・ビラス=ボアス監督が辞任を表明した。その後、新しい分野に挑戦することを明かしている。
大のモータースポーツ好きで知られるビラス=ボアス監督が挑戦するのは、「世界一過酷なモータースポーツ」とも言われる「ダカールラリー」。同指揮官は、2018年の参戦を目指している。
ビラス=ボアス監督は当初、二輪でモータースポーツの世界に飛び込むことを目指していた。しかし、「友人でKTMチームのマネジャーであるアレックス・ドリンガーと話した。そしたら、丸一年は準備しなければいけないと言われたんだ」とのこと。「だから、車でダカールに参戦する方が良いと考えた。チーム・オーバードライブと連絡を取って、今ここにいるというわけさ」と話している。
40歳のポルトガル人指揮官は、かつて「次代のジョゼ・モウリーニョ(現マンチェスター・ユナイテッド監督)」とも称された監督。インテルでコーチを務めたあとチェルシーやトッテナム、ゼニトといったクラブで監督を務め、昨年末から上海上港を指揮していた。
同指揮官のおじは1982年にダカールラリーに参戦しているとのことだ。
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