エバートンの新監督に就任したサム・アラダイス氏【写真:Getty Images】
現地時間11月30日、エバートンはサム・アラダイス監督が新監督に就任したと公式ホームページで発表した。契約期間は2019年6月30日まで。
“ビックサム”の愛称で知られるアラダイス新監督は「エバートンは偉大なクラブだ。監督としてこのクラブで指揮を執る事になって今は気分が高揚している」と述べている。
今夏エバートンはマンチェスター・ユナイテッドからFWウェイン・ルーニーが13年ぶりに復帰し、スウォンジー・シティからクラブ史上最高額となる4500万ポンド(約64億円)でアイスランド代表MFギルフィ・シグルドソンを獲得するなど10人の選手を補強した。
シーズン開幕当初は公式戦4連勝と好スタートを切ったが、徐々に成績が低迷し10月23日にロナルド・クーマン監督の解任を発表。暫定的にデイビット・アンスワース氏が監督に就任したが、その後に3連敗。ワトフォード戦で勝利をおさめたが、直近のリーグ戦では2連敗となっている。
現在13位ながら降格圏内までわずか勝ち点差5となっているエバートン。アラダイス監督を迎え悪い流れを断ち切ることは出来るのだろうか。なお同監督の初陣は現地時間2日に行われるプレミアリーグ第15節ホームでのハダースフィールド戦である。
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