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変わる!日本のスポーツビジネス

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2020年東京オリンピック・パラリンピックを境に日本のスポーツ界は大きく変わろうとしています。政府は2025年までにスポーツビジネスを15兆円規模の産業とするべく(2015年5兆円)、スポーツビジネスを基幹産業と位置付けました。

今後スポーツの商業化(国際的なスポーツ大会の実施、プロスポーツの台頭など)は、避けては通れないでしょう。さらに大学を含めた学校スポーツにおいても変革が急務となっています。少子化に伴う学校部活制度の見直し(先生にかかる負担)や、体育の外部委託、さらには日本版NCAA構想(大学スポーツのビジネス化)などの議論も盛んに行われています。

そして私たちの身近なスポーツにおいても変化が表れています。医療費の高騰や核家族化、ワークライフバランスなど、地域には様々な問題が山積みですが、これらの問題を身近なスポーツが変えられる可能性もあるのです。

このように日本のスポーツは今、変革期を迎えています。新しい日本版スポーツモデルの確立を目指して、本書では「新しく」「変わる」視点から日本のスポーツ界について論じていきます。

【目次】
第1章 変わる!日本のスポーツ界
1-1 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催は東京に何を残すのか?
1-2 日本スポーツ界への大きな期待
1-3 進化する日本のプロリーグ

第2章 変わる!日本のプロスポーツ
2-1 日本のプロスポーツの代表格「プロ野球」
2-2 Jリーグとドイツのスポーツモデル
2-3 Community Interest Sports Consortium

第3章 変わる!日本の学校スポーツ
3-1 体育・部活動とスポーツ
3-2 少子化による学校部活動の問題
3-3 学校部活動の外部委託事例

第4章 変わる!日本の大学スポーツ
4-1 アメリカの大学スポーツ
4-2 日本の大学スポーツ
4-3 大学スポーツ最新事例

第5章 スポーツで変わる私たちの社会
5-1 スポーツを通じた社会問題の解決
5-2 東京オリンピック・パラリンピック後の日本スポーツ界への期待

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