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ベイル、2ヶ月ぶり復帰戦で賛辞浴びる。投入直後に「スペクタクルなアシスト」

text by 編集部 photo by Getty Images

ガレス・ベイル
ガレス・ベイルは2ヶ月ぶりに戦列復帰を果たした【写真:Getty Images】

 ガレス・ベイルが戻ってきた。現地時間28日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のラウンド32 2ndレグ、レアル・マドリー対フエンラブラダの後半途中から、約2ヶ月ぶりのピッチに立った。

 ふくらはぎとハムストリングの負傷で長期離脱を強いられていたマドリーの背番号11は、交代出場して最初のプレーで観客を大いに湧かせた。63分、右サイドでボールを受けたベイルは数秒間キープすると、2人のディフェンスの間に空いたわずかなスペースに、左足アウトサイドのクロスを通す。

 カーブのかかったボールは走り込んでいいたボルハ・マジョラルの頭に完璧なタイミングで届き、ゴールに変わった。3部のフエンラブラダに1点先行されていたマドリーに、ベイルが待望の同点ゴールをもたらした。

 このアシストにはスペイン紙『マルカ』も「スペクタクル」と大絶賛。そして、マドリーの2点目の場面でもベイルは賛辞を浴びている。

「ベイルはマジョラルが決めた2つ目のゴールでも価値ある貢献をした。元トッテナムの男は守備のエラーを最大限に生かし、GKポルと対峙した。彼が至近距離からゴールできなかった間に、リバウンドをマジョラルが決めてリードを奪った」

 同点ゴールから7分後、ベイルはDF2人の間をかかとでの絶妙なボールコントロールで抜けると、フエンラブラダのGKと1対1に。その場面でのシュートを外してしまったが、その跳ね返りにマジョラルが反応して勝ち越しゴールを奪った。

 結局マドリーは再び追いつかれて2-2で試合終了となったが、1stレグに2-0で勝利していたため、2戦合計スコア4-2でベスト16進出を果たした。若手中心のメンバーの中で、復帰戦となったベイルは自らのクオリティをしっかりと示した。

【了】

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